２００２年４月２６日から１０日間シュムリアップとバンコクに行った。
　　　　久しぶりの一人旅で、静かにすぎゆく時間と語り合いながら、そんな自分を見つめていました。
　
　　　　アンコールワット遺跡　その３

　　　　（アンコール・ワット）

　　　　がんばって朝５：００に起きてアンコールワットのサンライズを観に行った。
　　　　プノン・バケンのサンセットは２回行って、２回ともだめだった。あのキツイ山登り？も甲斐がなかったのだった。そして今回のサンライズも結局はだめだったんだけど。
　　　　
　　　　アンコールワットの見学はまた午後行った。リツが言うには午後のほうがいいらしい。どうしてって聞いてもわけはおしえてくれなかったけど。
　　　　西参道正面から最初の門までの道は修理中です。午後だからってわけではないんだけど、ヒトがどんどん行き交う。
　　　　アンコールワットは朝一番のサンライズと午後遅くのサンセットの時間帯はもちろん、１日中ヒトが行き交う。
　　　　西塔門を抜けると第一回廊までは長い参道であり両脇の聖池は水が少ししかなかった。西塔門の前の小さな階段をあがるとテラスになっている。
　　　　第一回廊を探索して第二回廊への階段を登りそこも一周した。中央祠堂の西面は修理中だった。見上げる中央祠堂をしばらく眺めながら
　　　　決心して南側から登りはじめた。下から見た以上に急で足がすくむ前に登りきりたいのに前がつかえてしまってまいった。でも登ったらこっちのものです。
　　　　心地よい風が吹きぬけて、眺めもいい。お坊さんを多く見かけたけどいつもいるのかなぁ。しばらくこの空間でのんびりとしていたい。でもヒトが多いよ。
　　　　戻るために南面の降り口の近くで順番を待ってたら、「日本人ですか？」と声をかけられた。声をかけてくれたのはタイ人のガイドだった。
　　　　アンコールはタイ人が多く観光にくるのでシュムリに在住してガイドをやってるらしい。それと日本語がそこそこできるので日本人相手のガイドもしてるらしい。
　　　　大学を卒業してもバンコクでは景気が悪くて就職が難しいらしい。そんな話をしてたら彼の今日のお客さんらしき日本人カップルがやってきたので
　　　　彼らが先に降りて行った。シュムリからバンコクへ行くんだよと言うと、バンコクで何か困ったらここに行けとメモに書いた住所をくれた。結局は行かなかったけど。
　　　　アンコールワットはやはり遺跡群のなかでも一番大きくて、あたりまえだけどアンコールの中心という感じがする。そんなアンコールワットでさえ修復途中だ。
　　　　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　観られなかったサンライズ　　　　西塔門までの参道　　　　　　　中央祠堂のお坊さん　　　　　　中央祠堂から　　　　　中央祠堂西面

　　　　　　　　
　　　　第二回廊のお坊さん　　　　　　　第一回廊のレリーフ　　　　　　　

　　　　（バンテアイ・クデイとスラ・スラン）

　　　　アンコールワットからいつもとちがう東周りでバンテアイ・クデイへ。
　　　　スラ・スラン前の広場のちょうど反対側に遺跡がある。東楼門はアンコール・トムの門を小さくしたような感じだ。もう午後も遅い時間だったのでヒトは少ない。
　　　　門を抜けると長い参道があり進んでいくと塔門前の広いテラスが見えてくる。塔門から反対側まで長い回廊になっていてタ・プロームやプリア・カンを思わせる。
　　　　部分的に遺跡の崩れがそうとう進んでいる。特に反対の西側は崩壊がひどい。ヒト影がほとんどないからかもしれないけど、不思議な静寂を感じた。
　　　　
　　　　スラ・スランはバンテアイ・クデイの反対側にある池だ。池の前に大きなテラスがある。　

　　　　　　　　　　　　　
　　　　東楼門　　　　　　　　　　　　　反対の西側から見た　　　　　　塔門を入ったところ　　スラ・スランのテラス

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