問題の当事者
                                     

 問題の見方 問題の主要点  歴史の概観  TOPへ戻る  宗教的視点
イスラエル
 直接の当事者でありこの地を占
 領するユダヤ人の国
パレスチナ
 50年以上もこの地の占領地に
 生活するアラブ人およびその離
 散者
アメリカ
 ユダヤ人最大の移民の国であ
 りイスラエルへの最大の援助国
アラブ
 パレスチナ人と同じ根源をもつ
 ヒトたちの国々およびその概念
西欧
 かつてこの地に植民地政策を
 展開していた国々であり歴史的
 にユダ人迫害を続けてきた概念
ロシア
 旧ソ連でありユダヤ人迫害の歴
 史をもつ国
イスラーム
 アラブ・パレスチナと同じ宗教を
 もつ国々およびその概念


 


    100年近くもの歴史をもつこの地の問題には、数多くの当事者が関わってき
    ました。
    近年このように長い歴史をかかえた紛争があったでしょうか。多くのひとたち
    や国や組織や機関が関わってきたこの地の問題は、その長い歴史がゆえに
    問題のありよう自体が変化し、関わる当事者自身も変化してきました。
    そして、中東和平においてシンボライズされてきたこの問題は、それとは裏腹
    に本気で目を向けるひとたちがだんだん少なくなっていき、今は世界からとり
    のこされた紛争の地となった感もあります。
    ただこの問題の本質だけは、その長い歴史にかかわらず変わらないのです。